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日々の気付き(2011/1/5) [読書]

本日も適当に更新しときます。


○いろいろ不信任メディアども

最近、メディアについて論じた本がヤケに書店に沢山ある気がしています。
先日の「ネット・バカ」もそうですが、以下の、
 『テレビの大罪(新潮新書:和田秀樹)』
もそうです。
他にも何冊か見かけたり、買ったりしてますが。

IMG_7223.JPG
結構読みやすい本でもあり、数ヶ月前に2時間程度で読んだのだと思います。
和田秀樹氏は医師ということもあり、健康関係の誤った報道について特に詳しく書かれていたように
も思いますが、他にも教育など、さまざまなジャンルでの最近のテレビ報道の問題を指摘されていた
りします。
多分、amazonのリンク先に書評の真面目なのが書いてあると思うので、私は適当に内容にそって
るようなズレているような事を書いときます。

どうも、最近の若い人にしてもヲタクな人にしても、覇気が無いですし、そもそも常識も無いような気が
しています。ネット上で別の人格のつもりで遊んでいるのであれば、ソレはそれで良いんですが、少
なからずリアルでもダメ人間化している気もするのです。
昔はそれなりに、世間体なりなんやかんや言って高学歴の方がいいとか、暗黙の了解というか、自
然法的なものがあったと思うのですが、いつの間にか日本人全体でそんな規範も無くなりつつある
気がしています。
和田さんは私より、おおよそ十数歳年上のようですが、「昔はテレビに出ている人はバカだから、
あんな風になってはならない」という話は、私の世代でもそうだったと思うのです。
本当に「人気があれば良い」という風潮になったのって、この10年位ですかね?
文化人的な芸人が何を言おうが、それって殆どが二次的な発言で、殆どがその先に雑誌なりネット
上の元ネタがあるワケで、所詮プロに比肩するものではないんですが、それでも文化人ってのが
そもそもおかしい。
この本もそうですし、他の本でも書かれてますが、
 ・医療崩壊を招いたのは、マスコミの異常なまでの医者を悪者にする報道のセイでは?
っていうのも同感。
昔はお医者様!という認識だったのが、「医療サービス」という認識になったのが、そもそも根本的な
発想として病んでいるんでしょうね。金を払うんだから、手術は成功して当たり前というか、なんという
か。

ただ、この本では全体的に、
 ・ネットの方が詳細な分析や数値の情報があり、テレビより良い
という文書があちこちにあった気がするのだけど、個人的にはそこは怪しいと思っていたりします。
優れた人であれば、それらの価値ある情報にたどり着くのやもしれませんが、ネットは使う人によって
は、有益な情報にたどり着く事が出来ない、ただのズタ袋な気もしているもので。

結局、自分で判断が出来るように、いろいろな本を読むしかないのでしょう。
とりあえず、ゴールデンタイムの芸人がただ遊んでいるような番組はつまらないので、辞めて貰いたい
ものです。
芸人であるなら、漫才やコントをやってれば良いんじゃないですかね?

・・・最近、見るテレビが余りに隔たっていまして、
 ・NHKスペシャル
 ・ニュース
 ・深夜アニメ
という、妙な構成。
自分の人格が分裂しないかが心配な今日この頃です。



あうえう



テレビの大罪 (新潮新書)

テレビの大罪 (新潮新書)

  • 作者: 和田 秀樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/08
  • メディア: 新書


タグ:テレビ
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