日々の気付き(2012/7/19) [コミック]
◯自炊な日々
勿論、自炊といっても「ご飯を自分で作る」方ではなく、
・書籍を電子データ化する
方ですが、最近日々その作業を行なっています。
なんで自炊をするようになったか?といますと、当初の理由は、
・Ipad3(新しいIpad)を購入した
・ディスプレイの美しさにホレボレ
・コンテンツとして、書籍のデータが欲しい
という流れでしたが、常識的にその後、
・部屋のスペースを空けるため
の方向に向かっていったという感じです。
(なんとなく撮影)
で、そんな自炊のパートナーである「ドキュメントスキャナ」ですが、当初は無難に富士通PFUの
・ScanSnap S1500
を購入したのです。
FUJITSU ScanSnap S1500 Acrobat X 標準添付 FI-S1500-A
- 出版社/メーカー: 富士通
- メディア: Personal Computers
ですが、このScanSnap S1500、確かに使い易くはあるものの、画質の設定面で余りに自由度
がないのです。ただ、逆にPCに慣れていない人には良いのかもしれない(デフォルトでそれなりに
良い画質で記録できるので)とは思うのですが。
で、そんなに安いものでもないので悩みましたが、とにかく所蔵の本を捨てる訳ですから、そこそこ
納得した画質でスキャンしてからにしたい・・・。
という訳で、画質の設定面で機能が上回る以下の製品を追加購入しました。
Canon imageFORMULA DR-C125 A4対応 CISセンサー 給紙枚数30枚 重送軽減リタードローラー採用 Uターン排紙省スペース設計モデル
- 出版社/メーカー: キヤノン
- メディア: Personal Computers
ネット上のレビューでは、「コミックの自炊ならむしろこちら!」と書かれている事も多い、
・Canon DR-C125
です。
実際、こちらの方が画質の設定や便利な機能で勝ります。
さしあたって有用なのは、
・特定の色をスキャン時に除く事ができる
・裏写りの防止機能
・400dpi等の設定も可(ScanSnapは300dpiから600dpiに一気に上る)
等です。
最初の「特定の色を除く」のは、
・古い本の赤茶け対策
でして、自分でも意外でしたが所蔵の本って古いものですと、既に1990年台のものもある訳です。
結構赤茶けてまして、ScanSnapでモノクロで取り込むと、それが陰影になって写ってしまうのですよね。
DR-C125では多少は残るものの、結構取り除いてくれますし。
あと、ScanSnapよりDR-C125の方が良い点として、
・読み取り部分が熱を持たない
ということでしょうか。
ScanSnapでは読み取り面が熱をもち、紙にノリが残っていた場合に、溶けて付着しやすいのです。
結果、頻繁に読み取り面の清掃が必要になるのですよね。
DR-C125もゴミが付着することはありますが、頻度はScanSnapより明らかに少ないと思います。
逆にDR-C125のウィークポイントですが、
・斜行しやすい
ことでしょうか。
ドキュメントスキャナなので、仕組み上ある程度は仕方がないのでしょうけど、それにしても多い。
原稿が斜めに読み取られますから、4コマ漫画の自炊などは結構いや~んな感じになります。
ただ、これもある程度は運用で逃げる事ができまして、
1.原稿は横倒しでセットし
2.ドライバ側で90度起こして保存
とするのです。
これですと裁断面が上に来るような格好になるのと、紙自体の幅が多くなるので斜行が比較的
少なくなります。
あと、
3.400dpiで読み込む
のも効果的なようす。
スキャンのスピードは遅くなりますが、バタバタしなくなるせいか、斜行が減るような気がするのです。
他には、
4.出来るだけ、原稿を厚くセット
してやるのも良さそう。
原稿が減ると斜行が多くなるので、適宜補充してやりつつ・・・という感じ。
それにしても、DR-C125。
斜行さえなければベスト自炊マッシーンなのに!と思ってしまうのです。
ちなみに、ソフトで斜行を除く機能はあまり使えないので、誤解なきよう。
上記の横倒しセットの方が有用な対処と思います。
しかし、本を捨てるのも忍びないのですが、転勤族である以上は仕方がない・・・というか、赤茶け
がここまで進行していたのが恐怖。
ある意味、このタイミングで自炊は已む無しだったのではないか?と思う今日この頃です。
あうえう
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