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感動しちゃうSWの解説文 [読書]

私もモデラーですので、人並みにスターウォーズ(SW)などには興味がある。
でも、実はDVDで全巻所有しているのに、一番新しい、
 ・3
を「買ったのに観ていない」というとても変な人な訳です。
ちなみに、3は公式な数え方で数えた場合です。若きアナキンが活躍するやつ
ですね。

では、何故に観ないのか・・・っていうと、勿論買うくらいですから観ようと思っ
てはいるのですが、「もう、エピソードⅠでお腹いっぱい」だからなのです。
それは、ある解説文書にて、
「スターウォーズのジェダイの真の体現者は、
  ・EP1のクワイ=ガン・ジン
  ・EP6の面々(ルーク)
 といえる。
 彼らは、
  ・EP1 → グンガン人
  ・EP6 → イウォーク
 と共生(共闘)して敵と戦い勝利した。
 EP1でのクワイ=ガン以降、ジェダイは迷走を続けたが、EP6にてジェダイは
 まさに帰還したのだ!」
と書かれていた訳です。
ああ、感動ナリ。
流石に、ものがSWですから、皆さんも上の文書で分かりますよね?
分かんないと残念ですが・・・。

というより、何でブログにワザワザこんな事を、しかも今更書くのかって言うと、
知人と話をした際に、「SWの主人公はだれなのん?」みたいな話になった訳。
飲み屋で。

で、知人は「アナキンとルーク」って答えた訳です。
まあ、普通そう思うんでしょうけど、じゃあ、EP1の主人公は「幼アナキン」なの
か?っていうと、どう考えても違う!っていいたいけど殆どの人はそう答えるん
だよね。
で、私が思うところの真の主人公、クワイ=ガン(リーアム・ニーソン)は、
 「最後にやられちゃうおっさん」
扱いな訳です。
ムッキー。

ちなみに私は「おっさんキャラ」が結構好きで、三国志でも「黄忠」なんかが好
きだったりする。仮面ライダーアギトなら、「アナザーアギト(木野)」が大好きだ。
天空のエスカフローネの「バルガス」は最強だ!
・・・ってそういう次元の話では無くって、ストーリーの筋書き的に、
 1.EP1ではヨーダーを初めとして規律にこだわるジェダイの重鎮ばかり
 2.クワイ=ガンはアナキンを許し、グンガン人との共生を望む
 3.EP6のサブタイトルは、「ジェダイの帰還」
ってこれだけの情報だって、EP1の真の主人公が誰かは分かろうと思うんだ
けどねえ。キャストに最初に出るのも、リーアム・ニーソンだし。
まあ、NHKアニメの「雪の女王」のスタッフロールで、「川澄綾子(ゲルダ)」の
名前が最初に出ないで、たまにしか登場しない、元宝塚女優や中村トオルの
方がメインキャストな位だから、劇中の重要度より役者の知名度で順番を変え
ているってこともあり得るがな!ってまた脱線してすいません。

そもそも、日本でSWが上映された最初の時って、EP6を、
 「ジェダイの復讐」
って訳していたと思うんだよね。
で、そのまんま上映されたんで、当時子供だった私も
 「正義の側が、復讐なんておかしいなぁ」
と思いながら観ていた訳だ。
で、その後、正しく
 「ジェダイの帰還」
って訳された時に、今度は「帰還って何よ?」という印象になったのですね。
最後に、ダースベイダーっていうかアナキンが父としてルークを助けた姿が
「帰還」なの?とか、EP5でルークが修行でヨーダに会いに行っていたけど、
ハン=ソロ達の所に帰ってきたから「帰還?」とか、そんな風に考えていたの
だけど、当然すっきりしなかった。
それが長い年月を経てEP1が上映されたときに、
 真のジェダイマスター → クワイ=ガン
 EP6でのルーク達の「共生」はクワイ=ガン以降没落した真のジェダイの
 姿の「帰還」
という最初の解説を読んだときに、長年の疑問が解けたのと、「おっさんキ
ャラ好き」のダブルパンチで思わず感涙してしまった。
年甲斐もなく・・・。

それにしても、最初の「復讐」って訳したりもそうだし、記憶が間違ってい
なければ、EP1公開時の日本の各種メディアも「幼アナキン」を盛んに
持ち上げるような紹介の仕方ばっかりだったような気がするんだよね。
なんっていうか、しょうがないっていうか・・・
でもそういう認識がメインストリームである以上、日本でのEP1の主人公
は「幼アナキン」ってことなんでしょうね。
ウィキペディアでもそうなってるしねえ。

とほほほ。


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