「もっと知りたい！ハウツー・エアブラシ」を買ったんですがね・・・

模型関係は、サブブログ
http://y-kesagake.blog.so-net.ne.jp/
→　こちら　
に移行したのですが、何故か今回はこちらのブログで・・・。

「もっと知りたい！ハウツー・エアブラシ応用編（モデルアート社）」
という本を買ったのです。
ですが・・・。


と、いつもどおり、
　【続きを読む】
を挟みます。

何故、こちらの「表」ブログで記載するのかというと、正直、
　【愚痴】
りたいカラです。
・・・というか、裏でも表でもそんなに愚痴なんて書いていませんが。
あ、マクロ○Ｆの最終回の時が愚痴だったかも・・・。

本題なのですが、この本、ちょっと酷いと思うのです。
まあ、模型のHOW TO本の「応用編」については、余り書くことが無く、へんな内容に
なる事が多い気もするのですが、そういうレベルの話ではありません。
正直、実際に模型を作っている人が編集したのか？とか、まともに本を作る気がある
のか？というそんな話です。
・・・それか、余りに短いスケジュールで強引に出版までこぎつけたのか？

具体的には以下のような感じ。

1.誤字脱字等が余りに多すぎる
段落が変わるところで、一文字下げる所が、二文字下がっているとか、ワープロの
誤変換はまだカワイイ。
「です」「である」等の語尾がめちゃくちゃだったり、文字が欠けたり・・・。
一番笑ったのが、その直前の文書が、「～である」で終わっているのに、その次の
文書が、
『これで綺麗に仕上がるです』
と書かれている。
お前は萌えキャラか！（笑
こんな文書が、特に前半ページに多数あるのである！
笑っちゃうですぅ～。

2.クリア塗料の研究で・・・
Mr.カラーとか水性ホビーカラー等のメジャーなクリア塗料の比較をしているのだけ
ど、それはそれで内容として正しいと思いました。
要は、入手し易いクリア塗料で比較検討しているのだな？と。
ですが、唐突に「フィニッシャーズ」の「オートクリア」が登場するのですよ。
最近はフィニッシャーズさんの塗料も、ある程度の規模の模型店なら入手できる様
になって来ているので、まあいいのですが・・・。
少なくとも、初心者の為の比較とは思えない。
それなら、「ウレタンクリア」とか「ソフト９９のクリア」の様に、マニアが好んで使って
いるクリアを紹介すればいいのに・・・と思ったのです。

とか思ったら、本の後半では「ウレタンクリア」が使われているんですよ。
オイオイ、何の為の比較ページだ！
ウレタンクリアは使用上注意が必要だから載せない！なら分かるけど、後半で載せ
るなら、前半でしっかりその性能差を見せればいいじゃないか！
何考えているんだぁ～。
要はライターが違って、記事の間の関連がめちゃくちゃなんでしょうけど・・・。

3.色の下地色の検討ページで・・・
下地のカラーと上に塗るカラーで、どのような相性があるか？を検討したページが
あるのだけど、最初は「赤」の下地を検討していたんですよ。
勿論、いろいろな色で検討するのは正しいと思うのですが、一般的にモデラーの間
（特にカーモデラー）で正解といわれている
　・ピンクを下地に、赤を塗る
が実例として無いんですよ。
しかも、笑っちゃうのがその文書の最初で、
「フェラーリレッドのように・・・」
と書き出されているのです。
フェラーリの赤を塗るとき、下地がピンクというのは、もはや定番でしょうに・・・。
更に苦笑いが止まらないのが、本書の後半には、フィニッシャーズカラーの生みの親
である、オートモデリGTの川口さんが登場して、
「赤の場合は、ファンデーションピンクか赤と白でピンクを作って（下地に）塗る」
とはっきり書かれているのです。
・・・ああ、何の為の比較検討でしょうか？
まあ、スコープドッグのレッドショルダーの肩は、下地なしで緑の上に直接「赤」！とか
そういう事でも書いてくれれば・・・。
って、ちょっと違いますね。

4.デカール手作り紹介のページで・・・
アルプスのプリンタを使って、熱転写方式のデカール製作を紹介（といっても、1ページ
だけ）しているのですが、今更、アルプスの専用機を通販で買うの？とか思ってしまう。
しかも、その記事の直ぐ下には、MG誌でも紹介された、
「インクジェットプリンタでデカールが作れる」
ということで評判の、
「ミラクルデカール」
が小さく紹介されているのです。
どう考えても、ミラクルデカールを紹介すべきでしょう・・・。
専用プリンタを買うより手軽だし。
ミラクルデカールは、A4サイズ３枚で約1,000円ですよ。
実績のある手作りデカールの工程を紹介したいというなら、アルプスのプリンタを紹介
するのも分かるけど、手順も何もかかれてないんですから。
手軽な「ミラクルデカール」を大きく紹介すればいいじゃないですか？


後は、別に嫌な記事ではないのですが、最後に唐突にヒストリックF1の資料が付いて
いるのですが、別にエアブラシとは関係もないし・・・。
内容が余りにチグハグです・・・。

と、いつものマイルドな内容とはかけ離れた今日の日記・・・。
でも、ここまで突っ込み所が多いと、書かざるを得ないのです。

一応、良い所もあるんですよ。
プロモデラー・フィニッシャーの方々の作例とかミニッツフォーミュラ（F1の小型ラジコン）
のページ等は良かったので。
後、ML3というニードルレスのエアブラシの紹介も面白かったかと。

2008年11月16日追記
GSIクレオスさんのニードルレス・エアブラシですが、
　【NL3】 （上でML3と記載しているもの）
です。
商品名も誤植ですよ、この雑誌！
もう、本当に最低ですね・・・。
　

ホントに、ページによって温度差が激しい＆チグハグとしか言いようが無い雑誌でした。


さて、本屋に行った目的は以下のものです。

でも、敬愛するブログで記事にされるのを待つのです。
皆様も、忘れずに買いましょう。
付録のセイで売り切れると面倒ですからね・・・。

コンプティーク 2008年 12月号 [雑誌]

• 作者:
• 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
• 発売日: 2008/11/10
• メディア: 雑誌

愚痴でスイマセンでした。



あう～。

タグ：モデルアート エアブラシ

コメント 2

コメントの受付は締め切りました

おおおお～　これでサブブログにも遊びに行けますね。
by Morimo (2008-11-11 02:46) 

Morimo様、nice&コメント有難うございます。

今後は、作る系統はサブブログの方でやろうと思いますので、
よろしくお願いいたします。

実は、「読書感想サブブログ」も作ろうか考え中だったり。
要は自分のやる気を出す為の系統は、サブブログでやろうかと
いう所なんですが。
by kesagake (2008-11-11 23:56)